ALL NIGHT POETRYREADING
3時半ごろ買い物に出たら、40代くらいの女性に
「M大学はどこですか?」と聞かれた。
同じ方角だったので、一緒に歩きながら聞くと
わたしが行くのと同じイベントがお目当てとのこと。
「800人入れる会場らしいけど心配で」
早めに出かけてきたとか。なんだかあせる。
荷物を家に置き、改めて、もーちゃんを駅まで出迎える。
雨は激しくて、会場前で待つ間も寒さが凍みてくる。
きょうは今年一番冷えてる。11月3日のこんな
悪天候は記憶にないなぁ。
やっと会場に入っても、スタッフの段取りが悪すぎる。
学生がやってるんだから仕方ないかと思うけど。
会場はほぼ満員。座席の争奪戦で殺気だってた。
朗読というものは、声の良さはもちろん、その世界を
聴衆の頭に即座に構築できるかどうかにかかっていると
思った。
頭に像を結ばなければ、いきなり睡魔だもん。
厳しいよぉ〜。
わたしは序盤の片岡直子さんがおもしろかった。
ちょっとHでさ。
平田俊子さんは、楽しみにしてたのに、ちょっと
肩すかしだったかな。
9時からの麿赤児さんとのコラボレーションが
プレッシャーだとおっしゃっていたけど。
さすがに抜群だったのは、島田雅彦+伊藤キム。
笑いもとれてたし、姿形も声もよくて、アドリブも
手慣れてて、さすがにおもしろかったよ。
そこで休憩に入り、私たちは、飲みモードに。
外はさらに寒くて、震えた。豆腐チゲ鍋でようやく
暖まる。