京都暮らしその後

3日夜、初めて飲み会に誘われた。
それで、他の教室の人など7、8人で三条までくりだした。
2年目にしてようやくお声がかかるようになったのだよ〜。

大阪など、片道2時間前後もかけて来る人も少なくない。
そのため、18時に解散するとみんなさ〜っと帰ってしまう。

逆に、通いきれないわたしのように、ホテルやウイークリー
マンションに泊まっている人たちのほうが、自由がきくん
だね。

札幌からきているというおじさんがいたけど、しゃべりっぱ
なしで、あきれた。みんな敬遠してるのに、全然気づか
ない。
奥さんが校長とか言って、この場にどんな関係があるん
じゃ〜!
いらついたので、お先に失礼した。

そして最終日は、大雨だった。
みんな疲れ果てていたよ。午後、18人全メンバーの作品
の合評会。

18人の作品を前に、上手へたではなく、好きかきらいかは
はっきりわかる。
わたしは、暗い絵、ぼんやりした絵は苦手だと、よくわかった。

夕方、荷造りのあと、解散。
なにか物足りなくて、隣りに座っていた60歳くらいのマツハマ
さんに、「近くで打ち上げでもしませんか?」と誘ってみたら
思いがけず快諾された。むしろ、待っていたという感じで。

この人は、去年9月の石膏デッサンスクーリングの時、やはり
お隣りに席を占めた。今回また隣りになり、ポジション取り
バトルでわたしはまた、今回も負けたんである。

でも、6日間一緒にいたら、彼女の迷いや戸惑いが逐一
わかり、しかも、ざくざくと、描いたものを消してしまう様子に
性格をかいま見た気がして、興味をおぼえた。

小さな打ち上げのメンバーのもうひとりは、愛知県から
きていたすてきなムードのおばさまヨコエさん。

そこに、沖縄からきていた、他の教室を受講していて
わたしは初対面だったけれど、マツハマさんやヨコエさん
とは旧知の、コジャさんというおじさま。

前日とはうってかわり、楽しい数時間を過ごした。
やっと、気持ちの合う人たちと出会えたという実感。
数時間、おいしいビールを飲み、気ままにおしゃべりをし、
アドレスなど交換し、握手してわかれた。

去年は、確かに違和感があった。京都まで来て絵を学ぶ
ことに。
けど、今年はちょっと違っていた。けっこうしっくりきたかも。
馴れるのには、時間がかかる。

今回はモデルさんもステキだったし。
すぐにダンサーだなと思った。そういう筋肉だったので。
聞いてみたら、当たり!パフォーマンスみたいな活動を
しているそうだ。

翌日はお昼過ぎののぞみに乗る前に、三十三間堂
行った。
その入り口で、会社の、前の上司にばったり出会った。
確か半年くらい前、銀座で、やはり思いがけず出会った
のをすぐに思い出して、不思議な気がした。