ほんとうに暗いのは

きょうは日曜だけれど出勤。

定時でさくさく帰ると、父の日ギフトが届いたとの電話が
実家から。
父の体調は一進一退で、ときには庭いじりもするが、
動きすぎると熱が出て1週間も寝込むんだ、はしゃいだり
鬱になったりでなぁ・・・、と言う。
でもその声が、意外に明瞭でお腹から出ているので驚く。
食道をほとんど切っているため、術後はほとんど声が
出なかったのに・・・。
そのことを言うと、そうらしいなぁ、などと言って、
聞きやすくなっていることに、当人としては自覚は
ないらしい・・・。
でも元気そうに聞こえて、嬉しかった。

9時ごろ長崎の義父からも電話。一杯やってごきげんの風情。

夕方実家から電話をしてきたのは、たまたま訪れていた
一番下の妹。
G県F市の在で先週蛍を見たそうだ。そんなことを言うので
大昔、父とすぐ下の(今は大阪にいる)妹と、神社の裏に蛍を
見に行ったのを思い出した。
蛍はいなくて、それより暗闇が恐ろしかった記憶の方が
強いんだよ、と言ったら、
「神社の裏は暗くて怖いだろうけどさ、本当に暗いのは、
暗室だよ」
と言う。開業医でパートしてるから知ってるの?その暗闇。