戦う係長

午後遅く、係長の激した声が聞こえてきた。
見ると、センター長と課長に、堂々、渡り合い
わたしたちの業務を軽減するよう、ショップなど
からの修正依頼の締め切り時間を切り上げるよう、
訴えていた。

ちらちら聞こえてきたことだけれど、男たちは
「感情的にならずに話そう」などと言っていた。
別に感情的になんてなってなかったのに、係長。
正論を曲げなかっただけだ。すごい。

センター長などは、状況を理解せず、わたしたちに
野麦峠を強要しながら、残業にもつきあわない
のだから、納得できない。
まわりにいい顔してばかり。
宴会の写真の焼き増とか、就業時間中にやるな。
頼むよ。哀しくなってくるから。