妄想は続くよどこまでも

きのう夜、十条のナオミちゃんのお義母上の訃報が届いた。
もう、わたしたちは、そういう世代。

一人暮らしの母が心配で、夜な夜ないろんなことを考える。
いま現在、一緒に暮らすのは現実的ではないので、時々
行って話相手になったり、ひとりでは難しい用事を代わりに
したりする。

昔のわたしの部屋は、今はすっかり物置になっている。そこを
先日行ったとき、少し片付けた。
いま勉強している油絵は場所をとるので、その部屋をアトリエ
(おいおい^^;)にしたら、いい具合かなぁと思ったりして。

でも、片付けの途中、アルバムなどでてきて、ひとり赤面。
わたしが書いたらしいコメントがまた、ヤダヤダださいぞこりゃ。
若い母と子どものわたしの写真には涙がにじんだ。
仕方ないか。

わたしは、友人を呼んで、ご馳走するのが大好き。
奔放に育った実家の庭の木々を見ていると、気の合った人たち
とご飯やお酒をいただきつつ、庭を眺めて和みたい気持ちが
募る。

広い縁側に、テーブルをしつらえて、この頃お気に入りの料理を
てんこもりに、差し上げるのさ。

きょうお昼に、新人のパートのタカダさんと、仲良しのヤマグチ
トモコに「お弁当おいしそう!」とほめられたので、調子に乗って、
「東京の家は手狭だけど群馬の実家なら広いし庭もいい感じ
だから、ご飯食べに来て来て!」と熱烈ご招待する始末。

本当かどうか知らないけど、ふたりとも絶対行くよ、などと
口をそろえる。
「あ、駐車場がない!」と心配して言うと、
「お酒飲むんだから電車で行くよ〜、子どもは預けるし〜」
なんて言ってくれるので、もう、妄想は止まりゃしない。

気分は、「隠れ家レストラン」だ。
それも、一日一組限定。予約のみ。