玄関に飾ってくだサイ!

スクーリング3日めは「フォビズムしてみよう!」。昨日までの
色、道具の制限なし。愉快だ〜。思い切り、明るい色を使う。
去年、3回行った「マティス展」の影響ありあり^^;)。

自分のことを、「わたくし」「あたくし」と言い、相手のことを
「あなた」と言う人がいる。わたしのアイデンティティには絶対
ない。ある種、あこがれ。

スクーリング仲間のサトウさんは、そんな人。
その彼女が、わたしの絵をとても誉めてくれる。
「あたくしね、あなたの絵を後ろから盗み見て、刺激を受けて
いるのよ」席が離れるとわざわざ見にきて、「後ろから見られな
くて残念だわ。でも、これも、ステキになりそうね」などと。
誉めてもらうのは、とっともとっても嬉しい!

きょうの作品は、先生の講評で、「玄関に飾ってください」
と言われた。その言葉は、去年「塑像と人体」で、ワダ先生が
カイさんに言ったのを思い出した。

会場の学校は、昨日まで、美大入試のための石膏デッサン
講習に若い人たちが来ていたけれど、今日は、日曜だからか、
どこのフロアにも人がいなかった。ひっそり・・・

屋上に上がってみたら、10畳ほどの広さを柵の内側にぐるりと
ベンチが囲み、中央には腰くらいの高さのプランターに、枯れた
ひまわりや雑草。また、蔦が、手作りらしい針金の支えに絡まって
猛烈な風にぐるぐると揺れていた。
芸術系らしく何かよくわからないアルミの造形物が、端っこに
鎮座していたり。
学校特有の、乱雑だけれどゆるい雰囲気が心地いい。

夏休みでなければ、若い人々で賑わっているであろう場所に、
大風の炎天下、ひとりベンチに座っているのは、何か、不思議
な気がした。

斜め上には、大きなマンション。ざっと25階くらいかな。
あそこからは、海まで見えるかな〜と思って見ていたら、東を
向く大きな窓に人の姿が見えた。