妙義山

妙義山で中学生が遭難したというニュースに目が
釘付けに。無事に下山したというのでほっとした。
動かずにじっとしていた、というのが賢明だった。

なんといっても、大大大好きな山。
峻険な岩が個性的で、独特な山容。
安中市原市の旧中山道から見える姿が一番美しいと
思っている。
また、妙義神社境内の巨木も、なにか霊的なものを
感じてしまう。

わたしが中学生の時は、学年全員で「第三石門」まで
登った。「蟹の横ばい」から縦の鎖場があって緊張
したっけ。でも、達成感もまた忘れられない。

「海の幸」で有名な画家青木繁も、そのあたりで
遊んだらしく、スケッチを見たことがある。

「大の字」には小六のとき、サイクリングで行った。
テレビの映像ではしきりに「大の字」が流れていたので
今回の彼らも、そのルートだったのかもしれない。

もっと高度な登山をする人たちは、「大砲岩」
「ろうそく岩」などに挑む。
ずっと前、亡父の友人でよく妙義を知る人が、その
あたりの岩で一歩を出すのを誤り、動けなくなって
夜を明かして救助を待った、という話を聞いたことが
ある。

碓氷バイパスから見る裏妙義も、格別。
軽井沢に行くときは、ぜひご覧ください。