最後のスクーリング

最後のスクーリングも、あっという間に終わってしまった。
特に3日目は写真撮影から額縁張り、梱包まで、怒濤の体力勝負だった。
そうだ、ここって、毎度毎度そうだったよな〜と過去を思い起こした。
高原キャンバス時代には、キャンバスや絵の道具を詰め込んだ段ボール箱
抱えて、ヨロヨロと階段を上り下りしたし、絵の具が足りなくなって本校舎
のお店に行ったらお休みで、さらに遠くの画材屋まで走ったことも。
デジカメが必要だったのにうっかりして走り回ったことも。
塑像作りでは、粘土の固さや縄や針金などと格闘、肌寒かったのに、汗だく
になったのを思い出す。

梱包のあと、50数人全員が集まって、最後の先生たちの言葉があった。
ひたむきにただ描き続けてほしい、という一番若いY先生の言葉に好感を持った。
頑張ったことにエールが送られると、あちこちからすすり泣きが聞こえた。

最後の最後は拍手と笑顔で、みんなと挨拶。ここでできた縁を大切にしたいと
心から思った。

次は来月、卒業制作展の搬入だ。