「一般人」ってだれ?

テレビ大好きでよく見てるけど、このごろ気になるのが、
「一般人」という言葉。「一般ピープル」とか類語もあり。
けっこういろんな番組で、いろんな「芸能人」が言ってる気がする。
「芸能人」VS「一般人」というスタンスで。
フジテレビの朝の「トクダネ」で、叶姉妹の話題のとき
ほとんど必ず小倉さんが、彼女たちは「芸能人」なのか?
とか言うけど、なんかざらっとしたモノを感じる。
きのうのスマスマでも小耳にはさんだ。
その瞬間いやな気がしたもの。
美空ひばりが大好きな母はかつて、彼女が電車に1回も
乗ったことがないという話に、特別な人はそれでいいと言った。
美空ひばり石原裕次郎の時代は納得できる。
でも今は、まずだれもが当り前のフツーの人で、同時に
「芸能人」でもあるって感じが、わたしにはしっくりする。
芸能界が、人並はずれた個性や美、努力や根性や運で
のしあげれる世界なのはわかるけれど、フツーの人を
殊更に他の言葉で区別するのって・・・。
「一般人」って、翻訳した言葉なのかわからないけれど、
わたしは自分が「一般人」と括られるのは、あまりいい気がしない。
どうなんでしょ、この言葉。