貸店舗

夕方、M砂ちゃんと会う。
前の会社の人で、独立して熱帯魚店を構えたN君のお店が
この駅近くだったことを思い出し、聞きかじった場所と
店の名前を頼りに行ってみた。
その場所に店はあったけれど、閉まったシャッターに、
早くも「貸店舗」の貼紙が・・・。
店の名前がテントに残っているのが、うら悲しい。
しかもまだ古くもないんだから。1年もったかどうか。
ダメージが少ないうちに、早々と見切りを付けたんだと
思うけど。
楽しく仕事をしていたときの飲み仲間だったので、
もう会うこともないのかな、と少し寂しく思った。
この頃、よくそんなふうに思う。もう、一生会うことも
ないかな、って。それを口にすると、そんな大げさな、と
人には言われるけれど。
登場しては退場する。その繰り返し。お互いさまか。