パートのおばさん

今週は毎日忙しいはず。きのうは7時半まで残業。
もっと大変かと思ってたけど、ほっとした。

7時を過ぎてWさんが帰ると、F橋さんは目に見えて
リラックスした。
おとといの日曜日に本社に用事があって係長と行ったとき、
自分たちがいかに場違いな雰囲気だったかを、
おかしそうに話した。
「パートのおばさんみたいだった」って。
彼女は自嘲と軽いジョークのつもりだったんだろうね、
何度も何度も言ってた。廻りに「パートのおばさん」が
何人もいるのに。

わたしも社員だったとき、どんなふうにパートの人の
ことを見ていたかと、思い出してみる。
少なくとも「おばさん」はほとんどいなかったから、
そういうイメージはなかった。老若男女がいて、
みんな元気で強かったし、おもしろい人がたくさんいた。

わたしは「パート」だけど、「パートのおばさん」には、
絶対ならないよ、言っとくけど。
F橋さんのことをこれできらいになったりしないけど、
がっかりしたことは確かだ。