讃美歌で新年

あけましておめでとうございます。

で、行ってきました、カトリックの美しい教会へ。
教会は誰でも入れるけれど、聖歌隊の席には、そう簡単には
入れない。もーちゃんのツテでそんな話しが舞い込んできて。
そう、ゴスペルって言うか聖歌隊の助っ人だったけど。

高校がミッション系だったし、合唱もやってたので知ってる曲が
あるかと思ってたけど、プロテスタントだったので、カトリック
の聖歌はまったく違っていて、あせった。
しかも全部英語。
1曲だけ「天使にラブソングを」の中で歌われた曲があっただけ。

ミサの1時間前から顔合わせと、軽〜く音合わせ。
わたしたちはメロディを歌い、先生たちが、専門用語はわから
ないけど、ソプラノより高いステキな独唱や二重唱。
英語の発音や、メロディをパパッと確認し、「あとは現場合わせ」
って感じだ。1時間で5曲をさらって、早くも時間だ。
不安がってる閑もない。

どたばたと、舞台へ(違うって)。
ドアを開けたら、もう聖歌隊席。階下は円形の教会堂だ。
ステンドグラスが美しい。密やかだけれど、晴れがましい。
すぐにミサが始まる。おや、神父さまも司会の人も外国
の人。よく見れば参列している人たちも、いろんな国の人たちだ。
説教も英語。唱和も英語。残念だけど、内容は全然わからない。

そして突然のように合図がきて、パイプオルガンに合わせ、タクト
が振られる。歌いだしは恐る恐る。けどすぐいい気になって、
思いっきり声を出す!出す!出す!
わ〜〜おぉぅぅっっ!気持ちい〜〜ぃ!

あっと言う間の1時間。出番終わりだ。

外に出ると風がいくらか止んで日溜まりに、参列していた人
たちが、三々五々談笑してる。
みんな幸せそうだったよ。見知らぬ人たちのハッピーに、少し
だけ参加できて、大満足。
こんな体験できて、今年は幸先いいなぁー。
もーちゃん、本当にありがとう。