俗ってナニ?

28日に会社で歓送迎会があり、新宿で飲んだ。
あんまり飲む人がいないので、はじける人もいなくて
退屈な宴会。同じ仕事を一緒にしている人ばっかりが、固ま
って座る羽目になり、いつもと代わり映えしない。
途中で別の席に移ったら、翌日、どうしてとか言われて
うんざりだった。いつもとおんなじ顔見ててもツマラナイ
からなんじゃ〜い。それがわからないとは・・・。

わたしの喪も明けた気がして、1日はM砂ちゃんと夫の三人で
新大久保で飲食。
そのあとカラオケ。最大にリラックスできるメンツだった
ので安心して飲む。昨日とは打って変わって、ユカイ愉快。

2日はデッサン教室。大きなフランス人形を描く。
「じっくり観察しないで、すぐとっかかるのは良くない。
平常心で臨みなさい」と言われ、アタマがぐるぐるした。
平常心だと思っていたんだけどな〜。でも、ちょっと悩んで
から、帽子と目と手を大きくしたら、「よくなったじゃない」
とのこと。バックに斜線を入れていたら
「イラストならこれでいいけれど、絵画は、端まで描き込
まないとね」

きょうの先生の発言でおもしろかったのは、「ボクが指導する
んだから、皆さんは弟子に当たるよね。ボクは、弟子にヘンな
絵を描いてほしくないんだよね。俗な絵は絶対ダメ」
いいけど、俗ってナニ?

教室のあと、もーちゃんと渋谷へ。
文化村に「メトロポリタン美術館展」をみに行く。
マティスとボナールの色彩に、目を奪われた。よく憶えて
おこうっと。

久しぶりの渋谷だったけど、この街は実はとっても好きさ。
人があまりにも多いのでちょっと緊張する。そこがまたいい。
特に、あのスクランブル交差点。先日読んだ本に、谷底には
魑魅魍魎が跋扈してるって書いてあったけど、ほんと、そんな
感じ。でも、好き。またまた随分変わっていたので、お昇り
さん状態で、見回しちゃった。
わたしにとってはハレの街さ、渋谷。
吉田拓郎の昔の歌の歌詞で「人にもまれて生きるのさ」って
のがあって、どこかそれを心情にしているところがわたしには
あるんだけど、そんなことを、実感する場所でもある。

3日。帰りT村さんと一緒になる。
1月26日、父の急で群馬に呼ばれる前日、彼女と買い物を
した。そのとき、同じ無水鍋を買った。
わたしはそのまま、一回も使わず置いてあるので、使い方を
聞いてみた。ポトフとか煮物がうまくいったと言うので、
帰宅後さっそく残り野菜でポトフをつくってみた。適当だけど、
まずまず。

やっと、料理にも目が向いてきたのかな。
なんかこのところ、まともなもの、あんまりつくってなかったもの。
だんだん、元に戻っているのかな。

きょう。夕方実家に電話してみたら。
あちらはきょう、猛烈に風が吹き、かなり寒かったらしい。
母は、自転車で行きつけの医院に薬をもらいに行き、あまりに
風が強いので行き30分、帰り1時間半かかった、と言うのだ
った。やれやれ。