ひとりでお花見

6日はデッサン教室。
前日とは打って変わっていい天気なので、教室の近所の
立教大学に行って、デッサンしてくるように、とのこと。

日溜まりのベンチに座って小さな煉瓦の建物を描く。
いい天気なのだけど風が強くて、終わったら、腕がガチ
ガチに固まっていたよ。日曜日なので教会ではミサを
やっていて、遠く賛美歌が聞こえたり、新入生やその
家族と思しき人たちが、構内を散策し、写真を撮っている
のだった。

夜、ビデオでヒュー・グラントアバウト・ア・ボーイ
をみる。ヒューってば痩せてさ、今までで一番いいな。
印税で食べていておうらやましい人生なの。でも、
「あなたブランク(って空っぽ?)」って好きな女性に
言われちゃって、がっくり落ち込む姿が、たいへんよろし。
いいところで夫が帰宅したので、存分に泣けなくって、
残念だったかな。
でも、ヒューさま、そして日本のヒュー阿部寛さま!
どこまでもついていくぞ〜!

O係長のご主人が、暗がりでクルマと接触して顔にケガを
負ったというので、お見舞いを言ったらさ。
「なんか瞼がはれちゃって痴漢の○○みたいなんだよ」
「え?痴漢の○○って誰?」地元の有名人?
わかんないよ。
「でさ、加害者の若い男の子が、ジャニーズ系でかっこ
いいんだよう!罪を憎んで人を憎まずって、よぉっく
わかった」
なんかそれ、曲解してないか?・・・相変わらずの勢い。

10日はお休み。気持ちのいい快晴になったので思い
立って、ブリジストン美術館に行くことにした。
地下鉄丸の内線大手町で外に出ると、どっちがなんだか
全然わからない。ちょうど12時過ぎで、そこらのビル
から、わらわらとビジネスマンやウーマンたちが出てきた。
外国人もたくさんいて、なんかしんないけどいきなり
「Exactly!」という言葉が聞こえたり。

皇居が見えたので、ふとそちらに向かった。お濠ぞいの
しだれ桜がきれいなので、大手門から人の流れにそって
皇居東御苑へと入ってみた。
初めてだ。

花は満開、木々は青々し始め、カラスが下草の中を飛び
はねる。木の名前、花の名前が全然わからず。でもそれは
わたしだけではないようで、すれ違う多くの人々がわたし
同様、「この木なんだっけ?」などと言っていた。
天守閣跡の上の方の、枝が低くたれた白い桜?美しかった。
二の丸庭園の桜の、不思議にねじれた切り株・・・。
スケッチブックを、なんで持ってこなかったんだぁ。
ダメじゃん。

東京駅でお昼を食べたあと、ようやくブリジストン美術館へ。
企画展の「レオン・スピリアールト展」、未知の画家だ
けれど、名前からくる印象のままにスピリチュアルで
わたしには新鮮だった。
常設展示の佐伯祐三ローランサンセザンヌやモネや
ピカソや!
・・・
すっかり嬉しくなった。

でも足はパンパン。歩き疲れてしまいました〜って、
拓郎の歌が口を付いてでたっけ。

そ、そしたら今朝新聞に、拓郎手術!の記事が。
拓郎さん、ご自愛くださいよぅぅ!