ルビコン川を渡ってみれば

気が付けば、もう7月も中旬だけど、随分涼しい。
今年は冷夏になるのかな?夏は暑いに限るのに。

先月会ったアイちゃんの言葉が今だにアタマをよぎるので
記録しておこう。
このところ仕事上で不調の彼女が、ある先輩の男性社員に
「会社辞めたい」とぼやいてみたら、「おまえもルビコン川を
渡れ」と言われたというのだ。ルビコン川などは知らなかった
わたし。彼女が解説してくれた。ジュリアス・シーザーの言葉
だという。
もう戻れない場所に、自分を追い込むこと。

「なにを見てもなにかを思い出す」はヘミングウエイの著作の
タイトルだったかな。
このフレーズもこのごろアタマをぐるぐるしてる。

会社への道々、枯れかけの紫陽花など見ると、なぜか中学生の
ころを思い出す。将来のことなんて、な〜んにも考えず、毎日
大騒ぎだった。ノストラダムスがブームだったから、それまでの
人生かもと思っていた(ヤレヤレ・・・)し、だいたい自分が
おばさんになるなんて、想像もしてなかったなぁ。あの頃の
無垢というかおバカさかげんが、つくづく懐かしく愛おしい。

中学校の卒業文集に、「将来は、北欧の湖のほとりで、金髪の
美しい人と暮らしている」と書いたんだよ、な〜んだかな〜。

大学の実習の第二課題(テーマは、わたしの靴)が返却されて
きて、なんと、A評価だった。
第一課題はD(再提出)だったので、むしろびっくり。
その日は嬉しくて、その作品と添削指導書を何度も眺めていた。