子泣きじじい

恐る恐る見てみた、ぶよぶよの自分のお腹を。

びっくりした。それは、子泣きじじい(人面腹?)。腹芸ができるぞ。
トホホ・・・

ってことで、もはや予断は許されない。のだが、ダイエット成功とは
縁のない、世界一意志の弱いわたし。去年は半年くらいダンベ
をやったけど、ほとんど変化なし。水泳も、エアロビも、続かなかった。
そもそも水が恐いし、リズム感もなし。ラジオ体操は、6時半に起き
られず、挫折。腹筋も続かず。
結局わたしができることは・・・ただただ歩く・・・、これだけ。

というわけで、この10日ほど、東中野から西新宿までの間を歩いて
おるのじゃ〜。

ほんの少しだけど、体重、体脂肪も減ってはいる。
大股で35分、この涼しいなか、うっすら汗をかく。薄〜い快感。でも、
こんなことで、お腹のぜい肉がどうにかなるんかな〜?

ほかはどうでもいい!とにかくこのお腹!どなたか教えてくださいませ!
こんなお腹じゃ、Tシャツも似合わない。水着はもちろん、温泉なんか
ましてや言語道断なり。

歩いて気が付いたことがある。
ホストらしい人たちの帰宅に遭遇するのだ。長髪に甘いルックス、
日焼け、黒か濃紺のスーツに、カラーシャツ。いささかくたびれて、
大あくびしながら家路を急いでいる?姿は、想像力をかき立てる。
思い込みの激しいわたしは、すっかり決めつけているけど、真実は
もちろん、わっかりませ〜ん。

きょうは日曜デッサン。行きの電車では、幸せそうな人たちがたくさん
いて、ひと事ながら、ほかほかした気持ちになる。日がよく結婚式も
多い様子で、華やかに着飾った人たちが紅潮した顔で池袋を歩いて
いた。
先生は、九州で開催したグループ展の作品が全部売れたとかで、
超ごきげん。勢いに任せ、神奈川にアトリエを買ったとか。

帰宅の途中急に、なんでもいいから漫画を読みたくなった。
それで、近所の新古書店に寄った。
この頃読んでいる浅田次郎「闇の花道」の江戸弁が、むちゃくちゃ
おもしろくてかっこいい。歌舞伎の科白みたいな七五調。その影響
なのか、森本梢子「ごくせん 1」を選択。それと、やまだないと「王様
とぼく」。ビニールがけをしてあるため中身がわからないけれど、装丁
の絵がとてもよかったので。タイトルもいい感じ。