負けず嫌い

きょうは、台風の置きみやげの強い風と、強い陽射しが
うれしい!

ちょっとお掃除すると、汗だく。ご飯食べると汗だく。
毎年思ってることだけど、この汗かき具合は、おもしろい。

夫のおすすめ本をごろごろしながら読んだ。
「凍りつく心臓」。どこがおすすめなのかわからず、それを
見極めるため、読み進む。クリスマス前の雪深い北米が
舞台。それが涼しいけど。
主人公が、神父に悩みを打ち明けるくだりで、宗教が
そういう役割を果たす社会が、なんだかちょっと健全な気が
したりする。
日本で悩みをお坊さんに聞いてもらう気は、あんまりしない
かも。
子どもの頃、近所のキリスト教会の日曜学校に行っていた
けど、かの牧師さんたちは、そんな役割を担っていたのかな?
としばし思い出にふける。

すると、M砂ちゃんからメール。彼女はきょう、炎天下、茶道の
「しめし灰」とかいう行事で、灰を軍手で細かく細かくさらすと
いう修行のようなことをしていたらしい。(ムシロ6枚分も)夏の
間に、冬の分まで作るのだとか。
そうしたら、灰のあいだから、蝉の抜け殻が出てきたそうだ。
ちょっといい話だ。
そこで、短歌を送ってきた。「軍手でつかむ蝉の羽」とかいう
ので、カカカと笑わせてもらった。私も想像して一首ひねって
みようかとチャレンジしたけど、全然ダメ。
笑う資格なしっす。

灰といえば、この頃では手に入れるのは大変だという話を
ごく最近どこかでした気がするけれど、思い出せない。
鳶の棟梁だった祖父の家に火鉢があったけれど、それも
昭和40年あたりで姿を消して、石油ストーブになったかな。

そうそう、携帯メールで「しょうわ」を変換したら「背負うわ」が
最初に出てきた。意味はないが、むっとしたぞ。おバカすぎ
ませんかぁ?

そんなやりとりをしていたら、なんか愉快な気持ちになった。

気がついたら、もう夕方で、外を見ると、富士山のシルエットが
きれいに見えていた。久しぶりだ。それに、東には大きな月。

例のわがまま係長が、先週、富士山に登った。ちょっと登っては
休むの連続で大変だったそうだけれど、わたしは未経験。
ちと悔しい。わたしも登ってみたくなり。