特殊工作員

半年に一度やってくる苦しいカード開拓。
重いノルマに、今回ははるばる八王子近くまで
出かけて行った。
場所はシネコンのチケット売り場脇特設ブース。

11時、控え室で、ユニフォーム着用。
黒のパンツと靴に、黒の大きなジャンパー。
さらに、なんと黒のサンバイザーだ!

すると、横からベテランアルバイトの慶応の男子
から横やりが入った。
特殊工作員ですね」
赤いサンバイザーに変えて、工作員化は免れる。

そういえば○ルコなどは、開拓応援は40代お断りと
いう失礼な条件があったりする。

以前このあたりの支店の営業だったミチタさん、
Oモリさんと一緒なので、心強くどうにかノルマは
達成した。
やれやれ。

10数年も接客販売をやっていたのに、帰宅するころ
には右の足裏が猛烈に痛くなり、足を引きずって
帰った。
元販売員の名折れ!ほんと、マメが破れて流血かと
思うくらいの痛さだった。
カラダが重くなったせいかも。

話はちょっとさかのぼるけど、夫がミャウリンガルを
買ってくれた。
でも、おもしろかったのは、ほんのつかの間だった。
夫の手まえ、言いにくいんだけど、マイクが猫の声
以外も拾って反応するし、その翻訳語もオトナには
ちょっとどうかと思う感じで、がっかり。

その翌々日、朝の電車の中の若い男女の会話。
「○○ちゃんがミャウリンガル買ったんだって。
おもしろくってアドレナリン出まくり、って言ってたよ」
「あ〜、ありそう、フフフ」

アドレナリンといえば、女探偵のヴィク・ウォーショー
スキーにこそ似合う言葉だと思っていたんだけど。
それに、出るもんだったっけ?
アドレナリン、安くなったな〜と思った。