人体描くのはおもしろい

大残業を3日こなし、どうにか仕事は休めて、今日
からスクーリング。
今回は連続6日で、F30号という大きさの油絵作品を
制作するのだ。会場は東京を選んだため、早起きは
するけど、気楽。だって家から通えるんだもの。

人形町の東京サテライトキャンパスに行くと、参加者
はたったの8人。男女比3対5、年齢層は全般に高い。

講師の先生は40代の男性。きょうはまず、鉛筆などで
ヌードのクロッキー

登場したのは、若いけど、なんだかお疲れな感じの
女性だ。風邪気味らしくて、しきりに鼻をすすっている。
時々、「んごっ」と鼻を鳴らすほど。すごい。
今まで、カルチャーではコスチュームだったし、しかも
ポーズも、椅子に座るくらいだったので、ヌードは初。

薄い夏物ふうのジャージーのワンピースを、そこだけ
はぐわっと豪快に脱いで、「始めま〜す」と言う。こちら
も挨拶を返して、スタート。
物憂げなのは、風邪薬の副作用かなと思う。だって
立ちポーズのとき、まぶたが下がって、からだがぐら
ぐらするんだもの。それとも夜遊びで徹夜?
はらはらしたよ。

10分ポーズを2回とって、10分休憩。そのとき、一畳分
ほどのお立ち台の上で、ワンピースを着てあおむけに
寝、コートを頭からかぶって横になる。
お昼もとらなかった様子。

すごい美人ではない。痩せてもいないし。パンツのあと
もくっきりだし。どちらかと言うと貧乳だし(失礼)。肩甲
骨見えないし。ときどきあちこちぼりっと掻くし。
だけど、足の太さと鎖骨が、いい感じ。それと、生活感
と、くっきり個性があるんだな〜。

4時半までやって、相当疲れた。
先生も、「絵に疲れが現れてる」だって。
モデル嬢は、いくらか元気を取り戻した様子で、あしたも
よろしくです〜といいつつ帰っていった。