誉めるべし

どうもこうも、「ぢ」なんです。あの「ぢ」んわりした痛み。
経験したひとにしかわからないだろうなぁ〜。
なんとも脱力なんである。
あれが去らないと、なんにもする気にならない。
まいった参った。

とはいえ、今度の日曜は父の一周忌。
ヘアカラーはしなくちゃならない限界なので、仕方なく
近所の美容院に出かけた。

美容院は苦手な場所だ。前回はイワユル担当くんが
忙しくて若い男子がカラーをしたけど、荒っぽくって
痛いわ、しみるわ、耳に水は入るわ、家族構成を聞か
れるわで、困った。

お昼前、予約の電話をすると、いわゆる担当のノグチ
くんがきょうは休みだとノグチくんには悪いけど
カラーだけだし誰でもいいやと思い、出陣。

このお店で初めて見る顔の男性が出てくる。
なんか及び腰。シャイな感じだけど、そこがけっこういい
かも。

へたな世間話を全然しないところも、よろしくてよ。
シャンプーの若い子もとても上手だったので、終わった
あと、誉めたら、赤面し、満面笑みになって喜んでくれた。
ほめるべし。

色もほどよく派手(法事にはぎりぎりオッケーだと思う)
で気に入ったので、新顔さんにも「ありがとう」を言ったら
彼も少し頬を紅潮させて、わたしにお愛想などとつとつと
言ってくれた。
めったにないお愛想に、リアクションできませんでした。
ひとは、誉めるべしホメルベシ。