フレンチ

このごろ光が明るくて、春の予感。

14日は結婚記念日で、ひさしぶりにフレンチなど
いただきましたの。

シェフと奥様のたったふたりでやっている小さなお店。
2、3年前から行っているけれど、奥様のサービスが
ぎこちなくて、シェフが気をもんでいるのがわかって
いつもはらはらした。おいしいのに、がんばってって
応援していたの。

けど、今回は、彼女は仕事がすっかり板につき、
余裕しゃくしゃく。ともすると、暴走気味なほどに。
そのおかげだと思うけど、シェフも表情が優しくなって
いた。
よかったよかった。

おいしかったにゃ〜ん、鴨も鹿も。
でもあえて。彼女はたぶんワイン、というかお酒を飲ま
ないのだろうなぁ。だって、説明の言語が足りない。
だから、お料理とワインとの舌の上の合致(リナちゃん
によればそれをマリアージュというのだそうな)が、
なかった。
ほんと、残念。

日曜は、気分よく目覚めたので、上野にマルモッタン
美術館展を観に行った。

いい天気で、例によって、善男善女に善子が大集合
していた。
上野は、おもしろい町だ。祝祭に満ちてる。
空が広いのもいい。お山だもんね。

モネの作品がたくさん。
なぜわたしたち日本人は、これほど印象派が好きなの
かな、と思う。

わたしはモネの、水の映り込みの表現が、大好き。
いつかいつかいつかいつか、描ければいいな〜、
なんてね。夢をみるのさ