見るべし「ひまわり」
ボナール展とフランドル絵画(お目当てはフェルメールよ)
がそろそろ会期終了まぎわだと気づいて。
ボナール展は、おととい会社の帰りに損保ジャパンビルの中
の美術館。金曜日は8時まで開いているのは、うれしかった
けれど42階という高さに、実はお尻がむずむずした。苦手だ。
ボナール展の終わりのところに、常設展示で、例のゴッホの
「ひまわり」があった!へ〜、こんなところにね〜、何億だった
っけな〜なんて邪念の吹っ飛ぶ、どすこいパワーだ!
意外に大きいし。そうだな〜、縦1メートルはあった感じ。
右にゴーギャン、左にセザンヌの静物を従えて・・・。
堂々横綱の土俵入り。(変なたとえで失礼。だって太刀持ち
ゴーギャン、露払いセザンヌ〜なんてイメージなんですよ)
きのうは朝から上野に出動して、フェルメール「画家のアトリ
エ」だ。
ここはもう、大変な混雑。「画家のアトリエ」は、最後の最後の
大トリだ。かなり図々しく最前列に進む。画家の左のテーブ
ルの上には、ヴェネツィアのお祭りに使うような大きな仮面が、
仰向けに置かれていた。
その帰り、大好きな西洋美術館に行ったら、無料の日だった。
そのためかわりかし混んでいた。ケータイで、解説文を撮ってい
る若い女性、デジカメで作品を撮影している外国人男性がいた。
いいのか?
今までは素通り気味だった、ビザンチン美術の宗教画が、最近
の勉強の成果なのか、新鮮に映った。