オナガとヤマバト

オナガはギャギャッと鳴く。ヤマバトはホッホホーと鳴く。
その鳴き声をこのごろよくドラマやCMの効果音で聴く。
なんとなく好き。きのうの「優しい時間」でも聞いた。

「日本美術史」レポートを書き始めた。法隆寺東大寺などの
仏像の様式がテーマ。
そしたら急に手塚治虫の「火の鳥 鳳凰編」が読みたくなり、
本棚から引っ張り出した。久しぶりだ。言うまでもない大傑作。
仏像様式より人間ドラマの方がよほどおもしろい。

次には山岸涼子日出処の天子」を読みたくなった。
また本棚を探すけど、あまりにも混沌としていて断念。この
漫画にはまって、法隆寺には何度も行ったのに、「釈迦三尊像
のことは、何も思い出せない。

ところで、美人のF田さんが帰ってきた。それも隣の係の係長として!
産休明け、他部門に異動していたけれど、今回の新ビル完成で、
その部署ごと移転してきて、さらに人事異動があったのだ。

異例の大抜擢だそうで、どう見ても、社歴の長い諸先輩が
手ぐすね引いて待っている。今から、どろどろするのが目に見える
よう。顔合わせでY田さんに挨拶したら早速シカトされたとか。
怖い、怖いよ、女の世界。F田さんも「こんなのいやだよ〜」と
言って目をウルウルさせるのだった。
相変わらずの美貌で、同席するのが気後れするほどだったわ。