ベルギー象徴派、メディア、そしてチック・コリア

一昨日の朝日新聞朝刊の「レッサーパンダ 立てるんです」
写真があまりにもかわいくて、夜帰宅してから切り抜いて
冷蔵庫に貼ったほど。

翌朝の「とくだね」を見たら、早くも全国的有名になっていた。
こないだまでわたしの心配事は日中関係と監禁事件だった
けれど、あっさり、レッサーパンダ風太にとってかわった。
フジテレビ「とくだね」笠井アナと同じ感想「着ぐるみ!」
あまりにも平凡な日本人のわたし。
なんといっても「かわいい」に弱いなり。
まぁ、いい。平和な証拠ではある。

きょうはお休み。
12時前に近所のコンビニでお買い物をしたら、くじが当たった。
単純にうれしい。だって、いつも全然当たらないんだもん。

渋谷に行き「ベルギー象徴派展」をさくっとみる。その後、
14時開演の「メディア」をみる。大学の仲間が「コロス」の一員
として出演しているのだ。これは偶然。彼女はオーディションで
その役を得たのだから。

ギリシャ悲劇をみるのははじめて。主題は子殺し。重い。
つらい。

舞台上は完全に水が張ってある。大きな蓮の花のオブジェが
美しい。そのなかを出演者たちはざぶざぶと水しぶきをあげて
歩き、さ迷う。
冷えそう!なんて思ってしまう。
主演の大竹しのぶさんの存在感と狂気の表現に圧倒され。
生瀬頼久さんの完璧な滑舌に酔い。

終演後、出演の友人を訪ねて楽屋に行ってみる。
「楽屋に行く」という行為にまず興奮である。
友人は化粧を落として、一服しようとしてしていた。
わたしたちの訪問は喜んでくれていたみたい。

冷たいビールを飲むのにはまだ早かったので、HMVに
行ってみた。
お気に入りのラジオ番組「J−WAVEグルーブライン」の
スタジオ見物したかったので。

すると、上の階でなんとチック・コリアの「ライブ&トーク」が
あるという!
30分待って、居合わせることができた。なんという幸運。
3曲演奏して、会場はおおいに盛り上がった。

彼の名前を知ったのは25年も前。
このごろのわたしは、すっかりジャズから遠ざかっていた。
これを機会にまたジャズじゃ〜ん!