金メダルは値千金

いや〜、おとといの朝、荒川さん金メダル!!で、もう最高に
すっきりした。メダルなしのオリンピックになるのかなと
思っていたから。昨日もエキシビション楽しかった。ガツガツ
これ見よがしに飛んだりするより、エレガントでしっとりが
受けたんだと思う。

スクーリングの話をもう少し。
去年のフレスコ画のとき知り合った日本画コースの人に、学食
でばったり会った。卒業制作ということで、見学に行った。
一点、作者の母上を描いた作品に思わず涙腺がゆるんだ。
ズバリと心を鷲掴みされ。参りました。

作者の人(名前知らない)は「先生はまだいいって仰らないのよ」
と言っていたが、わたしには欠点など見当たらなかった。
一緒に見に行ったWさんも感動した!と言って、ふたりで「大学買い
上げ間違いなしだね」と言い合った。
来月開催という卒業制作展に必ず行って、もう1度見るつもり。

そういえば、Wさんは、洋画コースのある人の卒制のモデルに
なったそうだ。ムードのある人だから、なるほどなぁ、と思った。
その人はホテルがたまたま一緒だった初老の男性で、突然
「モデルになってよ」と言われたとか。

モデルというからには、デッサンからしたのかと思って、彼は関西
の人らしいから、彼女は東京と往復したのかしらなど、興味津々
で聞いたら、写真を数枚撮っただけだったそうだ。
でも真夏で汗かいたのに「昨日と同じ服で」とかわがまま言って、
「ムッとした」そうだ。
「出来上がった作品を見たら、きれいに描いてくれたからホッとした」
と言っていたけど、わたしには彼の欲望が感じられて、確かにきれい
だしうまいけど、いい絵なのかよくわからなかった。
別にそれでいいんだろうけど。モデルの話を聞いてなかったら、
そんなこと感じなかったのかな。