まだまだ「京都」が抜けてません

スクーリングは終わってしまい、1日夜、帰京した。
でも、京都の話をしたい。

今回のホテルは三条。大学と提携しているので送迎
サービスがあるし大浴場があるためか、ビジネスホテル
だけど評判上々だったので期待していたけれども、朝食
時に水球大会かなんかの小中学生が一緒になり、親も
含め横入りなどの無礼なふるまいが横行、一日だけかと
思いきや、勝ち進んだのか4日間も続いて、まったく
うんざりだった。
彼らが去ったあとの朝食は、ようやく外の坪庭も美しく
目に映えて「しっとり京の朝」の雰囲気だった。

町中なのでかっこいい町家レストランや居酒屋などが
まわりにたくさんあったけど、ひとりでそういうところ
で食事するのはわびしいので、夜ごはんはたいてい
コンビニで調達。

4日めからは、大浴場も面倒になり、普通に部屋で済ま
せた。それくらい、日中に集中してました。

ところで、高原キャンパスからホテルへの帰りの道。
今回は、叡電茶山から出町柳まで行き、近鉄線に乗り換
える。たいてい特急が待っていて、それで三条京阪まで。
そこから町の雰囲気を味わいつつホテルまで歩いた。
ここでトホホだったのが、ただただまっすぐ歩けばいい
ものを、ちょっと店に入るとわからなくなり、本能寺
あたりに行ってしまったりして、コンビニや交番で道を
聞くこと再三。ダメだ、碁盤目。
「西に行ってください」とか言われても、その「西」が
わからないんだようっ!
昔から、京都と札幌では何度も道に迷っている。

3日目の夜、寄り道したためタクシーに乗ったら、運転手
さんが「京都の道のわかりやすさは、秀吉さんのおかげ
です」と言っていたっけな。
そういえば、スクーリング前日の26日、大阪在住の妹と
待ち合わせして京都国立博物館に行った。
「豊国祭礼図屏風」がすばらしかった。大好き。

卒制を除けば、専門のスクーリングもあと1回。
わたしは、この空間の濃密で独特な空気を愛おしく
思った。ひとときも長くここにいたいと思った。