「メサイア」、「ハレルヤ」

皆様、メリークリスマス!

自由課題、今朝、やっと返却されてきた。
再提出なのはわかっていたけど、いろんな人からウワサを
聞いていたので、「添削指導書」にどんな罵詈雑言が
書かれているのかと心を決めてから封を開けてみたら、案外
ひどくもなかった。
文章も丁寧だったしね。

聞くところによると、先生に謝罪させた強者がいたという
ことなので、怖いものなしの先生も、反省したのかも。

夕方、近所のキリスト教会のクリスマス・ミサに行ってみた。
ここはうちから十字架が見えるので知ってはいたけれど
入ったことはない。
ポストに、聖歌隊ヘンデルの「メサイア」をやるという
チラシが入っていたので、行ってみることにした。

メサイア」はその昔、合唱団で練習し始めたけれど
どんな理由だったのかすぐに終了してしまった。

メサイア」の後は説教、最後はおなじみの讃美歌メドレー。
きよしこの夜」「あめには栄え」「もろびとこぞりて
あら野のはてに」など。いい気分で一緒に口ずさむ。
ひ〜ひ〜だったけど。歌詞はさすがに憶えていた。
締めは「ハレルヤ」だ。これも、合唱団でやったっけ。

中学校の体育館で、イスを盛大に並べて、誰が来るのかな
と思っていたら、ポツポツ埋まったっけ。しかも
初演のときに、イギリス国王が感動して起立してから
この曲は、聴衆は起立して聴く習慣だ、というのも思い出した。

あの日、夕方の日差しを浴びた寒い体育館で、そのエピソードが
アナウンスされると、少ないお客さんたちがガタガタとイスを
鳴らして立ち上がったのだった。
舞台の上でそれを見ていたら胸がいっぱいになって歌えなかった
ことも一緒に思い出した。

それにしても、あんな壮大な曲を中学生と小学5、6年生に
歌わせた先生の野望に改めて驚く。

ミサが終わって、いい気分でチキンを買いにバスに乗った。
自分で焼くのもありだったけど、無性にケンタッキーのが
食べたくて。
すると、お店の前は、50メートルもの行列ができていた。
仕方なく並んでいたら、お店のお嬢さんが、
「パーティーバーレルなら今すぐお渡しできますっ!」
と告知しにきた。
ケーキはいらないと思ったけど、すぐ後ろにいた女性が
「それいただくわ」
さらにその後ろの初老の男性が「それにするっ!」と言ったので
もう、反射的に体は動いていた。
パーティーバーレル3,950円なり。
我が家はたったふたりなのに、パーティーバーレル。
大人買いってことで。