安中榛名駅で星と夜景を見る

30日、「安中榛名駅で星と夜景を見るツアー」を 決行した。
以前、友人のクミコ姐さんに、安中榛名駅前のおもしろさを
熱烈に語ったところ、彼女の彼氏のHさんにクルマを出して
いただき、磯部温泉に一泊して星と夜景を見る、という計画
が実現した。

30日、クルマで15時半に練馬を出発。わたしはクルマを
持っていないので、実家に帰るときはいつも高崎線だ。
だから関越自動車道はものすごく久しぶり。上毛三山
もちろん、浅間山が意外なほどの大きさで見えるのが新鮮
だった。

磯部温泉に着いたのは17時半。空模様だけが心配で、到着
したときは曇りだったけれど、ぐんぐんと雲が途切れていく
ので、星空、期待大!薄暮の中、お風呂を楽しんだ後、
おいしい夕食をいただいてから、旅館を20時ごろ出て、
安中榛名駅へ。

空はすっきりと晴れた!
ただ、半月が中天にかかっていたので、満天の星とはいか
なかったけれど、月のおかげで、大好きな西の妙義山や南の
山々の シルエットが予想外の美しさだった。
また、わたしの実家の あたりの町の灯りも、ほのぼのと
きれい。

暗がりの中、開発中の駅前の分譲地を眺めながら旅館に
戻り、また温泉に入ってから、クミコ姐さんと女同士の
おしゃべりがまた楽しい!

翌日は、おふたりは急いで東京に戻るとのこと。
10時にチェックアウトし、帰途へ。武家屋敷、安中教会
などを車中から見学。
クミコ姐さんの彼氏のHさんは、同志社大学に縁があり、
新島襄をよくご存知だったので、母校にも寄ったあと、
実家まで送ってもらい、旅はおしまい。

地味なフツーの田舎への旅、おふたりは、楽しんでくれた
のかいささか不安に感じる。
磯部温泉は実家にあまりにも近いので、わたしはこれまで
泊まったことはなかった。
数人の友人に紹介してもらった旅館は、鄙びてはいても、
歴史を感じさせてくれたし、接客も感じよく、料理も大満足、
自分の田舎のことだし、とても満足の旅だったけれど。

旅館の予約のとき、「星を見る」と伝えていたので、
お部屋担当の仲居さんもそのことを知っていたけれど、
「わたしは安中榛名駅には行ったこともないですが」と、
どうやら、物好きな行動だったかもしれない。