写真展に行ったら

昨日片付けをしていたら、高校時代の友人Jさんの写真展の案内ハガキを
見つけた。
それで、3時ごろあわてて小平に向かった。

グループ展で、彼女の作品のモチーフは嬬恋村のキャベツ畑だ。

彼女は、高崎で一人暮らしの父上の様子を毎週末見に行っているし
わたしの母のことも知っているので、当然の流れで、母の話になる。

彼女の母上は、3年前に亡くなったそうだ。
病院に預けっぱなしで、それでよかったのかと今でも考えると言う。

母上の葬儀の前、ご主人と些細なことから口喧嘩をしたそうだ。
それが原因になって、彼は、一旦高崎に来ていたのに、東京に帰って
しまったという。結局彼は告別式に出席せず、それから3年、同じ家に
住んでいても、ほとんど口をきかないのだとか。

Jさんは、彼を絶対に許さない!と言っていた。

すごい3年間。いろいろな夫婦がいるものだ。

さっき、大学の友人のUさんから電話。彼女は熊本の人だけれど、
ここ数ヶ月、三重県の実家で母上の介護をしていた。

その99歳の母上が昨日亡くなったという。
亡くなった瞬間のことなどなど話す。

最後に彼女が、告別式にご主人が来られないかもしれない、と言う。
「信じられない!」と怒っていた。

昨日のJさんの話が蘇る。

似た話を2日続けて聞くのって、不思議。