必要なことは

3日、突然夫が入院した。当初はもちろん動揺してアタフタしたけれど、
うまくいけば今週末に退院できるかもしれない。ホッとした。

その同じ3日、ランチ友だちのRさんが他の部署(都内でも少し遠い、
それだけでなく端末からして全く違う)に異動する、と本人から聞いた。
かなり異例のことだし、気の毒で、正直、開いた口が塞がらなかった。

マイナスポイントが貯まったかららしいよ、と蒼白な顔で呟く。
いやなら辞めろってことだよ、とも。

「いやなら辞めろ」
この言葉、先週O係長からも聞いた。
それは、超スピードで出世している人の話から出た言葉だ。
結婚してない、家買った、だから、どんなに大変でも辞めないだろ、
ということらしく。

会社は、なんでもアリ。

ピンキーさんは、9連休を取ってイスラエルに行った。
彼女は担当替えで、もうわたしの前の席にはいない。
イスラエルに行った人を他に知らないので、話を聞くと、
砂漠だと思っていたけど、果物も野菜も豊富で料理もおいしかった
とか。死海では、本当に浮いて、証拠写真を撮ったそうだ。

わたしは9月にニューカレドニアに行く。M砂ちゃんに会いに行くのだ。

5日には、久しぶりのH川さんと会った。
そのとき夫のことを話せなかったのは、どうかお許しを。

ひとりでいると、家事も食事も適当だし、あまりよく眠れない。
それはともかく、少し前から小説を書いてみたいと漠然と思っていた。
今朝も早く目が覚めたので、つらつらと、何をテーマにしようかなどと
考えていたら、二度寝してしまった。
すると、ちょっとおもしろい夢を見た。
珍しく細かいところまで記憶に残ったので、これをいつか書いてみたいな
と思った。

横尾忠則さんに「必要なことは向こうからやってくる」という意味の言葉
があったのを思い出した。

妙義山、中の岳神社のビックリ大黒様です。