うまくできたか、道案内

人に道をよく聞かれる。
でも1日に2回は、ちょっと多くない?

昨日、半休にして会社を1時半に出て、目白通り沿いを
歩いていた。

炎天下、歩いてる人はわたしだけだった。
ふと路地から出てきた若いおじょうさんが、小走りに
近づいて来て、「武蔵大学はどこですか?」と言った。

武蔵大学とはかなり離れていたので、まっすぐ行けば着く千川通りまで
一緒に歩いた。
新江古田駅で降りたと言うけど、真逆な方向に10分以上も歩いて
しまったみたい。武蔵大学ではオープンキャンパスをやっているのだとか。
その昔はそんなのはなくて、秋の大学祭に行ったものだった。
そんなことを思い出した。

彼女と別れて、池袋へ。それから湘南新宿ラインで高崎へ。
信越線の待ち時間に晩ご飯用のお弁当を買う。
わりと近所にあったコンビニが最近つぶれてしまったので
ここで調達しておかないと、大変なのだ。

安中に着くと、お盆の下準備をバタバタとこなす。

雷がゴロゴロと鳴り始めていたけれど、提灯を調達したくて
外出。スーパーに向かって歩いていると、クルマが止まって、
中から初老の男性が身を乗り出し、
「新幹線の安中榛名駅はどっちですかねぇ?」と聞いてきた。

そのあたりは幹線道路ではなかったので、とにかく広い道への
出方や方角を教える。「大体わかりました」と言ってくれて
よかったけど。

そのあと、1回でなく2回も聞かれるってのは、わたしが
いかに人が歩いていないところを歩いているかということだなぁ、と
思った。