ニューカレドニア 旅のはじまり

9月1日
20時40分発のエアカラン機でニューカレドニア ヌーメアに向かう。


目的は、2月に当地在住の日本人と結婚のため移住したM砂ちゃん訪問。


同行は共通の友人K。成田空港で待ち合わせしたら、ガッチャマンみたいな
サンバイザーをかぶってきたので、びっくり。
それ、リゾートに行くのにどうなんだろう?とは聞けなかったけど。


海外11年ぶりのわたし。
機内持ち込み検査があんなに厳しいなんて、まったく迂闊だった。
M砂ちゃんに、敷き布団をはじめ、いろいろ持参するよう頼まれ、
その準備にばかり気持ちが行っていて、下調べを怠ってしまったのが
敗因。うっかりお味噌を機内持ち込みにしてしまい、没収されてしまった。
悔しい。



空港も飛行機もワクワクするものだけれど、どういったって、乗っているときの
怖さはある。


案の定、一睡もできないまま、8時間後、ヌーメアのトントゥータ空港に着陸。


絵に描いたような青空、大快晴だ。風がさわやかでいい気持ち。
日本の10月の朝の感じ。
タラップで飛行機から降りるのも、南国らしい。


空港はいきなり「ようこそ」とひらがなのお出迎え。
他にも日本語表記が多い。
布団がなかなか出てこなくて、外に出るのに長い時間がかかってしまった。
予定通り、M砂ちゃんとご主人のSさんがクルマで迎えに来てくれていた。
M砂ちゃんとは半年ぶりの再会。Sさんとは初対面だ。
M砂ちゃんはかなり日焼けして、髪が少々変わったショートカットになってる。
Sさんは、よく鍛えているらしくスリムで、Tシャツに短パンというラフな格好。


小一時間ほど、快適なドライブ。

郊外らしく、牧場や農園が見える。木々の緑が美しい。小高い山並みもきれいだ。
ここではこれから春なんだって。



ヌーメアの町中に入ると、坂が多いのに気付く。カラフルで大きな家々。
工事中の集合住宅も。Sさんの話しでは、軽くバブルなんだとか。


彼らのマンションも、小高い丘の途中にあった。


イタリア人が建てたとかで、大理石の床のモザイクが美しい。


わたしたち二人に明るい東南向きの一室を与えてもらう。居心地よさそう。

M砂ちゃんの母上に上等の和菓子を頼まれて持って行ったけど、崩れてなくて
よかった。同行のMさんは、プリンターを持って行った。

布団とプリンターを無事に引き渡せて、ホッとした。

これは部屋からの眺め。
あとでアメデ灯台方向とわかる。